【調査】転職した看護師の年収変化|上がった?下がった?

「転職したら年収は上がる?それとも下がる?」——看護師が転職を考えるとき、最も気になるポイントの一つですよね。

実は、転職後の年収変化は転職先の選び方によって大きく変わります。年収が50万円以上アップした人もいれば、100万円近くダウンした人も。その差はどこにあるのでしょうか?

この記事では、転職経験のある看護師のデータをもとに、年収変化のリアルな実態と年収アップを実現するためのポイントを解説します。

目次

転職後の年収変化|データで見る実態

年収が上がった人・変わらない人・下がった人の割合

年収変化割合(目安)
年収が上がった約35〜40%
ほぼ変わらない(±30万円以内)約25〜30%
年収が下がった約30〜35%

転職した看護師の約4割は年収アップに成功している一方、約3割は年収ダウンという結果。転職=年収ダウンとは限らないことが分かります。ただし、何の準備もなく転職すると下がるリスクが高いのも事実です。

年収変化の金額分布

年収変化幅割合(目安)
50万円以上アップ約15%
1〜50万円アップ約20〜25%
ほぼ変わらない約25〜30%
1〜50万円ダウン約15〜20%
50万円以上ダウン約15〜20%

50万円以上のアップを実現している看護師が約15%いる反面、50万円以上ダウンしているケースも同程度。この差は何によって生まれるのか、次のセクションで詳しく見ていきます。

年収が上がったケース|共通する3つのパターン

パターン1:基本給の高い職場に転職した

同じ看護師でも、勤務先によって基本給には大きな差があります。中小規模の病院から大学病院や大手民間病院に転職したことで、基本給が月2〜3万円アップし、ボーナスも含めて年収が50万円以上増えたというケースは多いです。

パターン2:給与交渉を行った

転職時に給与交渉を行ったかどうかで、提示年収に30〜50万円の差がつくことがあります。転職サイトのキャリアアドバイザーに交渉を代行してもらうのが効果的。経験年数や保有資格を適切にアピールすることで、初年度から好条件を引き出せます。

パターン3:手当の充実した職場を選んだ

基本給だけでなく、夜勤手当、住宅手当、家族手当、資格手当などの各種手当が充実している職場を選んだことで、トータルの年収がアップするケースもあります。求人票の「月収」だけでなく、手当の内訳と年収ベースで比較することが重要です。

年収が下がったケース|その理由と対策

夜勤ありから夜勤なしへの転職

最も多いパターンが、夜勤のある病棟からクリニックや日勤のみの職場に転職したケースです。夜勤手当(月5〜6万円)がなくなることで、年収が60〜100万円ほどダウンするのが一般的。ただし、夜勤による体調不良やストレス関連の出費が減ることを考えると、実質的な生活の質は向上しているケースが多いです。

規模の小さい施設への転職

大学病院や大規模病院から、小規模クリニックや介護施設に転職した場合も年収が下がりやすいです。賞与の支給月数が少なくなったり、昇給幅が小さくなったりする傾向があります。

年収ダウンを最小限に抑えるには

年収ダウンが見込まれる場合でも、事前にしっかり情報収集と交渉を行うことで下げ幅を最小限にできます。複数の求人を比較する、転職サイトのアドバイザーに相場を確認する、面接時に給与条件を具体的にすり合わせるなど、受け身にならない姿勢が大切です。

転職先別の年収変化傾向

転職パターン年収変化の傾向
中小病院→大学病院年収アップ(+30〜80万円)
病棟→美容クリニック同等〜アップ(±0〜+50万円)
病棟→一般クリニックダウン(-50〜-100万円)
病棟→訪問看護やや下がる〜同等(-20〜+20万円)
病棟→介護施設ダウン(-50〜-80万円)
病棟→企業(CRC等)やや下がる〜同等(-30〜+30万円)

よくある質問

Q. 年収が下がっても転職して良かったという人はいる?

たくさんいます。「年収は50万円下がったけど、夜勤がなくなって健康的になった」「心に余裕ができて家族との関係が良くなった」「やりがいのある仕事に出会えた」など、年収以外の価値を手に入れた方は非常に多いです。お金だけでなく、自分にとっての「豊かさ」は何かを考えることが大切ですね。

Q. 転職サイトの「年収○万円アップ実績」は信用できる?

あくまで「成功事例」であり、全員がそうなるわけではありません。条件次第で年収が上がるケースは実際にありますが、平均的な数字ではないことを理解しておきましょう。大切なのは、自分の経験年数やスキル、希望条件に基づいたリアルな市場価値を把握することです。

Q. 年収交渉のコツは?

自分から直接交渉するのが難しい場合は、転職サイトのアドバイザーに任せるのがおすすめ。相場を把握した上で交渉してくれるため、自分では言いにくい条件面も代わりに伝えてもらえます。交渉時には、経験年数、保有資格、夜勤対応の可否など、自分の「強み」を具体的に示すのがポイントです。

まとめ|転職の年収変化は「準備」で決まる

看護師の転職後の年収変化は、転職先の選び方と事前準備で大きく左右されます。年収を上げたいなら基本給の高い職場選びと給与交渉が鍵。年収が下がるとしても、事前に家計をシミュレーションしておけば不安を最小限にできます。

「年収が変わること」を恐れるのではなく、「年収の変化をコントロールする」という意識で転職活動に臨んでくださいね。

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