【体験談】30代でブランクから復職した看護師の記録

「看護師を辞めて数年…。子どもも少し手が離れてきたし、そろそろ復職しようかな」。そう思ったのは、34歳の時でした。

この記事では、30代で3年のブランクを経て看護師に復職した私の体験談をお届けするよ。不安だらけのスタートから、今では「復職してよかった」と思えるようになるまでのリアルな記録だよ。

目次

看護師を辞めた理由と3年のブランク

退職のきっかけ

私は大学病院の外科病棟で7年間勤務していたよ。毎日残業、月5回の夜勤、週末も勉強会…体力的にも精神的にもギリギリだった。そんな中で妊娠がわかって、出産を機に退職することを決めたんだ。

「育休を取って復帰する」という選択肢もあったけど、正直なところ「あの激務に戻る気力がない」というのが本音。退職時は「もう看護師は辞めよう」と思っていたよ。

ブランク中の生活

退職後は育児に専念。最初の1年は赤ちゃんのお世話で毎日があっという間に過ぎていったよ。2年目からは少し余裕が出てきて、「やっぱり看護師の仕事が好きだったな」と思うようになった。3年目には子どもが幼稚園に入り、「そろそろ復職したい」という気持ちが強くなったんだ。

復職を決意してからやったこと

①ナースセンターの復職支援研修に参加

最初に利用したのが、県のナースセンターが実施する復職支援研修。3日間のプログラムで、採血・点滴の実技練習、最新の医療知識の講義、職場見学がセットになっていたよ。

3年ぶりに採血の練習をしたときは手が震えたけど、模型での練習を繰り返すうちに少しずつ感覚が戻ってきた。同じくブランクがある看護師さんと一緒に研修を受けたから、「一人じゃないんだ」と勇気をもらえたよ。

②転職サイトに登録して相談

看護師専門の転職サイト2社に登録したよ。アドバイザーに「3年のブランクがある」「子育て中なので日勤のみ希望」「いきなりの急性期は不安」と正直に伝えたら、ブランクOKの求人をいくつか紹介してもらえたんだ。

③職場見学で雰囲気を確認

紹介された求人の中から、自宅から近い回復期リハビリテーション病棟と、内科クリニックの2ヶ所を見学したよ。スタッフの雰囲気、ブランクナースの受け入れ実績、教育体制を直接確認できたのが大きかった。

復職先に選んだのは回復期リハ病棟

選んだ理由

最終的に回復期リハビリテーション病棟を選んだ理由は3つ。

①急変リスクが低い:急性期と比べて患者さんの状態が安定しているから、ブランク明けでも落ち着いて業務にあたれると思ったよ。

②教育体制が充実していた:ブランクナース向けの個別プログラムがあって、最初の1ヶ月はプリセプターがついてくれる体制だったんだ。

③日勤のみでスタートできた:最初は日勤常勤で、慣れてきたら夜勤に入るかどうかを相談できる柔軟さがありがたかった。

復職後のリアルな1年間

最初の1ヶ月:不安と緊張の日々

正直、最初の1ヶ月は毎日ドキドキだった。電子カルテの操作がわからない、薬の名前が出てこない、採血で手が震える…。「本当に復職してよかったのかな」と何度も思ったよ。

でも、プリセプターの先輩が「最初はみんなそうだよ」と温かく声をかけてくれたのが救いだった。わからないことは素直に聞いて、メモを取る日々。新人時代に戻ったみたいだったよ。

3ヶ月後:少しずつ感覚が戻ってきた

3ヶ月経つ頃には、基本的な業務は一人でこなせるようになった。採血の成功率も上がってきたし、電子カルテの操作にも慣れてきたよ。患者さんとのコミュニケーションは以前と変わらず得意で、「やっぱり看護の仕事が好きだな」と感じるようになったんだ。

半年後:自信が戻ってきた

半年経つ頃には、受け持ち患者さんの数も通常配置に。リハビリスタッフとの連携もスムーズにできるようになって、チームの一員として認めてもらえている実感が持てたよ。

1年後:復職してよかったと心から思えた

復職から1年。今では「あのとき一歩踏み出してよかった」と心から思っているよ。仕事と子育ての両立は大変だけど、「社会とつながっている」「自分のスキルが誰かの役に立っている」という充実感は何物にも代えがたいんだ。

復職して感じたメリット・デメリット

メリットデメリット
経済的な余裕が生まれた子どもの行事に参加しにくくなった
社会とのつながりを取り戻せた最初の数ヶ月は精神的にきつかった
看護師としての自信が回復した家事との両立で体力的に大変
以前より患者さんに寄り添えるようになった急性期のスキルは落ちたまま

これから復職する人へのアドバイス

①完璧を目指さない:ブランク明けで最初から完璧にできる人はいないよ。「半年かけて慣れればいい」くらいの気持ちで大丈夫。

②復職支援を活用する:ナースセンターの研修は本当におすすめ。無料だし、同じ境遇の仲間にも出会えるよ。

③無理のない職場を選ぶ:いきなり急性期は避けて、回復期、クリニック、介護施設などから始めるのが安心だよ。

④わからないことは素直に聞く:「ブランクがあるので教えてください」という素直さが、周りの信頼を得る一番の近道だよ。

よくある質問

Q. フルタイムとパート、どっちから始めるべき?

可能ならパートから始めるのがおすすめだよ。週3〜4日で慣らして、自信がついたらフルタイムに切り替えるのが無理のないステップだよ。

Q. ブランク中に勉強しておくべきことは?

看護技術の基礎(バイタルサイン測定、感染対策、急変時の対応など)を復習しておくといいよ。YouTubeにも看護技術の動画がたくさんあるから、スキマ時間に見ておくのもおすすめ。

Q. 復職後に「やっぱり無理」と思ったらどうする?

まずは3ヶ月は続けてみよう。最初の1ヶ月は誰でもつらいから。3ヶ月経っても「無理」と感じるなら、もっと負担の少ない職場への転職を検討してもいいよ。自分を追い詰めないことが大事だよ。

まとめ

30代でブランクから復職した私の体験を通して伝えたいのは、「ブランクがあっても看護師は復職できる」ということ。不安は最初だけ。半年もすれば自信は取り戻せるよ。

一歩を踏み出す勇気さえあれば、きっと大丈夫。あなたの看護師としての経験は、ブランクがあっても確実に誰かの役に立つから。応援しているよ!

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